寄付について

本学院への寄付のご案内

130余年の学院の歴史は、多くの人々に支えられてきた歴史でもあります。

「キリストの教えを日本の女性に広めたい」という燃えるような使命感を胸に、アメリカ人女性宣教師アニー・ランドルフ先生が小さな私塾を開いたのが、1889年のことでした。私邸を開放して「女学専門冀望(きぼう)館」と名付け、最初はわずか3名の生徒を迎え、日本の女性教育を変える第一歩を踏み出したのです。

それから学院は幼稚園、中学校、高等学校、大学、そして大学院を備え、7,000名を超える園児・生徒・学生たちが日々輝きを増す女子総合学園へと成長しました。創立当初からの「福音主義キリスト教に基づく女性教育、全人教育、国際理解の教育」の想いを堅持しつつ、大きな進化を遂げて参りました。これまでの学院の歴史を振り返ると、それは決して順風満帆だったとは言えません。予期しない大災害や戦争被害をはじめ、新学校の設置やそれに伴う施設新設、教育環境の拡充など、存続・発展に向けて幾度となく大きな壁にぶつかりました。それらを乗り越えて今日を迎えることができたのは、学院を取り巻く方々の多大なご支援があったからです。

皆様におかれましても、これまでの学院の歴史を支え続けてくださった先達の方々の想いを受け継いでいただき、温かいご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

学校法人 金城学院 理事長 戸苅 創

寄付募集概要

寄付金の使途を以下の2つよりお選びいただけます。

1. 修学奨学金のため
2. 本学院発展のため

1. 修学奨学金のために

経済的に修学が困難な学生・生徒が、大学院が独自に設けている様々な奨学金制度を利用しています。そのような学生・生徒を支援するために、奨学金制度の拡充に役立てます。経済面での不安や負担を軽減し、勉学に専念できる環境を整えることで学生たちの夢や可能性を広げ、社会に貢献できる人材を育成します。

学内奨学金受給者の声

学内奨学金受給者の声 学内奨学金受給者の声

ゼミの魅力と金城サポート奨学金が受験の決め手に。

どの大学へ行って何を学ぶか、進学先を探していた高校3年生のときのこと。金城学院大学のパンフレットを見ていたら、国際情報学部のゼミの紹介記事が目に飛び込んできました。おもしろそう!ここなら自分のやりたいことができる。そう思ってさらに調べていくうちに、国公立大学並みの学費で授業が受けられる「金城サポート奨学金」の存在を知り、背中を強く押されました。合格通知とともに奨学金を受給できるという知らせが届いたときは本当にうれしく、これから始まる大学生活に夢を膨らませました。

女性の写真

学業にもサークル活動にも全力投球。

念願叶って入ったゼミでは、1〜2年次に学んだ広告やマーケティングの知識や課題解決力をもとに、企業や行政と連携したさまざまなプロジェクトに取り組みました。その中でも私がリーダーとなって進めたのは、「若者に向けた海外旅行需要喚起企画」という、中部国際空港セントレアに向けてのプレゼンテーション。セントレアの方々と面談を重ね、企画を練りパンフレットやポスターも制作して臨んだプレゼンは高評価をいただき、大きな達成感を得ました。

サークルは「広告研究会」に所属。中日ドラゴンズとのコラボ商品開発や、瀬戸市の魅力をポスターで表現したりと、企画力・実践力を養うことができました。在学中にもうひとつ力を入れたのが、情報技術の習得です。2年次にITパスポート試験の国家資格に合格した頃からますます楽しくなり、基本情報技術者の国家資格も取得。さらなるレベルアップをめざして、応用情報技術者にも挑んでいます。

学びたい気持ちを応援し、可能性を広げてくれた奨学金。

サポート奨学金のおかげで、4年間、学業やサークル活動に精一杯打ち込むことができました。3年次には外部の方々へ学生生活の様子をお話しする機会をいただき、学びたい気持ちを応援してくださる皆様への感謝の思いをいっそう深めることができました。

卒業後は名古屋のIT企業でシステムエンジニアとして働いています。広告とITは分野が違いますが、ひとつのゴールに向かってチームのみんなが協力しあい、力をあわせて仕事を進めていくという点は同じです。専門的な知識やスキルを身につけ、広告やマーケティングで培った課題解決力や発信力を自分の強みに、お客さまから信頼され、頼りにされるエンジニアになりたいと思っています。

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2. 本学院発展のために

皆さまのご支援によって幼稚園、中学校、高等学校、大学の校舎は大きく発展をとげることができました。質の高い教育・研究を展開するための教育研究環境・施設整備のため、地域貢献を目的として大学内に設置しているKIDSセンターの活動支援のためなど、学生・生徒・園児の成長ならびに本学院の発展のため柔軟に役立てます。

これまでのご支援によって発展を遂げた教育研究環境・施設

高等学校(地塩館)
高等学校(地塩館)

すべての教室にプロジェクターとスクリーンを設置。9万冊の蔵書やPC、プレゼンテーションスペースなどを備えた「メディアライブラリー」をはじめ、設備の整った芸術教室や理科室もあり、生徒たちの知的好奇心や探究心を多方面から育んでいます。
(2015年12月竣工)

中学校(恵愛館)
中学校(恵愛館)

「探求型の学習ができる空間の創出」をコンセプトに、1・2階の「メディアライブラリー」を中心に構成された新たな学び舎。各教室にはICT教育に対応した電子黒板を設置。充実した機能をもつ理科実験室や音楽室も整備されています。
(2017年9月竣工)

大学(E1棟)
大学(E1棟)

1階には大講義室が4室、2階には中講義室が6室。3〜5階は国際情報学部および人間科学部の学部生と、大学院生、教員のためのエリアで、デザイン実習室、IT実習室、メディアスタジオなど、最新機器を備えた施設が学生の創造力や実践力を育んでいます。
(2020年8月竣工)

大学(KIDSセンター)
大学(KIDSセンター)

大学の研究成果を社会へ還元し、主に0〜2歳の子どもの成長と保護者の方々の子育て支援をすることを目的に、2015年10月に開設。豊かな遊びの場を親子に開放するほか、「子育てセミナー」や「親子教室」、「学生イベント」などの充実プログラムで、子育て世代を支援しています。

大学(西側キャンパス)
大学(西側キャンパス)
大学(東側キャンパス)
大学(東側キャンパス)

寄付募集概要

寄付・支援